最近ホロっとしたおはなし

  • 2017.08.19 Saturday
  • 09:00

 

綾野こころ:テーマ「ホロっとするおはなし」

 

 

一年ぶりに会ったお友達の台詞。

 

両手の平を見つめて、グーパーしながら

 

「この手、もう50年も働いてるんだよ、すごくない?」

 

そんな言葉が彼女の口から出たことに新鮮な驚きを覚えた。

そのようなことを言うタイプだとは思っていなかったからだ。

 

木星期の人のゆったりとした穏やかさ。

子育ても一段落し、自分に向き合う時間が出てきた今だからなのだろう。

お互い、今のところ親も元気なので、ひとときの余裕なのかもしれない。

 

私はこの言葉に心が温まった。

そうだよな、私そういえば自分の肉体をゾンザイに扱ってきたかもしれない。

疲れたら寝る、とにかく寝る。

それはしてきたけれど(でないと翌日使いものにならない)、自分の体を慈しんでグルーミングしてきてはいない。

よく私の人生にここまで付き合ってくれたね、などとハンドクリームを心をこめて塗ってなどいない。

 

女同士の食事会はそれぞれの近況報告を散々言い合って、たいがいかみ合わない笑。

面白いようにみんな喋る。自分のことを。

 

でも今回の食事会は最後、「自分をもっと労わろう」ということでまとまり、解散となった。

 

あたりまえはあたりまえじゃない、いま手にしているものを見つめようとまたしても思ったコオロギの鳴く夜。

 

 

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痺れたいものだ。

  • 2017.08.11 Friday
  • 00:00

 

綾野こころ:テーマ「あなたと甘味」

 

 

「痺れる」とは。

3.心を奪われてうっとりとする。強烈な刺激を受けて陶酔する。「ジャズ演奏に・れる」:デジタル大辞泉

 

 

*******

 

 

甘いものは好きです。

でも行列に並んだり、スイーツのために重い腰を上げることはないという、味も素っ気もない女です。

 

どこか出かけて気になったお店にはフラッと入ったりします。

「あ、おいしそう、入ってみたい」

行き当たりばったりのワクワク感。冒険心みたいなものです。

 

そういえば最近、とろけるほどの美味しいスイーツは食べていません。

痺れるぐらい 美味しいものが食べたい。。

 

甘味ではないですけど、常々うなるほど美味しいものが食べたいと思っています。

丁寧に手をかけて作られたものが食べたい。何もしゃべりたくなくなるような。余韻に浸りたい。

美味しい料理とそれを出すお店って、どこか色気がある。惚れる、に近い。

 

看板が出ていないようなお店に、こっそりと隠れて行くのがいいです。路地かどこか奥の方の。秘密の。

扉を開けると、ピンと張りのある空気。自分もシャンとしてないとお店に押されてしまいそうなあの感じ。

特定のお店を指しているわけではなく単なる想像ですが、行きたくてしょうがない。

スイートな妄想。

 

 

年齢を重ねて良かったと思うことはいくつかありますが、気後れしなくなったことでしょうか。

若いときから、落ち着いた大人が行くようなお店が好きでした。でもお客さんとしては「青い」。

それがもうぜんっぜん青くなくなって、背伸びではなく自分の好きなものを着られるし、やってみたいことに飛び込むこともできるし、行ってみたいお店にも行けるようになりました。(セレブが行かれるような敷居の高い、眩しいお店は難しいです)

 

『現金ある、カードもある、服装、バッグ、たぶん大丈夫。ASC山羊座で真面目そうにも見えるし(意味不明)。よし大丈夫、入ってみよう。』

 

 

あなたの甘味ならぬ、私の甘味は、時間です。今かもしれない。とてもスパイシーでビタースイートな時間を過ごしているんだと思います。

 

 

 

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月冥王星スクエアは不幸か否か

  • 2017.08.03 Thursday
  • 00:00

 

綾野こころ:テーマ「改めて、私のチャートを見てみる」

 

 

わたしのホロスコープの特徴のひとつ。

 

12ハウスの山羊座の月と9ハウスの天秤座の冥王星がスクエアであること。

 

明暗と言おうか、二面性と言おうか。光と闇、破壊と創造。

 

わたしが占星術の勉強を始めて、気持ちがえぐられたのは書籍にて月と冥王星のスクエアの解説を読んだときである。

ゾクッとすることが書かれており我ながら恐ろしかった。そこまで大それたことはできないよ、と心の中で突っ込んだ。

 

12ハウスの月のリラックスは、ひとりの世界でのーんびりすること。または裏方として人様のお役に立っていると実感することが安心に繋がる。

でも長時間 “月” で過ごすと天秤座の方面から「いつまで隠れてんだ、外へ出て人と関わってなんぼだろ!」と横槍が入る。

いや、槍ではすまない。

散歩してると、交差点で横から大型車が突っ込んでくる感じ。

(たとえが怖いですね、ごめんなさい。)

月の安心感はぺしゃんこになる。

ゆえに長時間のリラックスは不安を伴う。

 

ただ集中力はあるようだ。それは幼少期から最近まで幾度となく言われている。のめり込む。なお、圧倒的に短距離向き、集中は延々とは続かない。

振り切れて擦り切れて、行き切った挙句、口から「プシュー」っと何かが抜けていく。

 

スクエア。

 

一番内側、自分の中のやわらかなものと、一番遠くの、ハッキリとは分からないけど力を持つ得体の知れないもの。

反射の穏やかな光と、先の見えない暗黒。

 

何度も何度も自分に絶望し、最悪のシナリオを考える日常。

が、しかし、だ。

 

また復活するのだ。

服に付いた土を両手でパンパンと掃ってまた歩き出す。

 

 

わたしなりのこのアスペクトとの付き合い方は

 

・月でいる時間をコントロールする

これは太陽を使う時間、つまり公の時間を増やすこと。

 

・関わる人、コミュニティを複数持つ

考えや視点、気分を転換できる場を多く持つこと。人間関係を分散させる。局部に入り込まないようにする。

 

・あらかじめ冥王星の極端さを消化する行動を取っておく

何か没入するものを見つけること。できればそれは人ではないほうがいいと思う。関係は変わってゆくこともあるから。勉強でもいいし音楽でもいい、創作でもいい。あえて没頭できることをして、自分の気持ちが震えるような時間を作る。

 

・これがスクエアを発動している状態だ、と自覚すること。

この絶望感は極端に考えすぎた結果で、また元に戻ると信じること。

 

・自己憐憫に注意

これは自分に対して強く思うことなのだけれど、わたしは上手くいかないことを全部冥王星のせいで片付ける節がある。月以外に目を向けること。

魅惑的なテーマだけれど。

 

 

このしんどさのためか、土星をしんどいと思ったことはない。

なぜなら、土星は融通が利かずお堅くても「話せば分かる人」だからである。

実際は冥王星に隠れて、土星の制限を実感できていないのかもしれない。

 

 

『月冥王星スクエアは不幸か否か』

判断は付かない。

極限にたどり着いたときは、状況を大きく変えてくれることがある。

なので立ち上がれる。

必ず。

それを生きている間繰り返し、タフだとも言える。疲弊もする、へっとへとに(笑)。

 

どのように捉えるか。

ここもやはり自分の認識が鍵となる。

冥王星を自分の中に取り込んで使う側に立つことはできないが、どのように介入してこようとするかは自分を観察する中で理解はできてくる。そして自分の傾向を掴めばスクエア=創造として生かしていけるのではないだろうか。

 

結論が出るのはまだ先、急ぐまい。

 

 

わたしのホロスコープの9ハウスの冥王星は、12ハウスで溶けようとする月をこの世に引き止めてくれている。

 

自分の持つ天然の光と、自分が認めたくない闇。

どちらも自分の一部。

 

 

*******

 

 

月冥王星はじめ、月のハードアスペクトについては私がこの先も追いかけていきたいテーマでもあるので、これについてはここでは書ききれません。

またどこかで書きたいと思います。

いつか。

 

 

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