夏休み、禁断の扉を開ける。

  • 2018.08.15 Wednesday
  • 00:17

 

こんばんは、坂ナズナです。

今回のブログのテーマは「夏休み」。

 

ちょうどさっきまで小学生の娘が読書感想文と格闘していて、親の私も

「この本を読んでどう思ったの?」

「それはなぜそう思ったの?」

「自分だったらどうする?」

と助け船を出しながら、思考の整理を手伝っていました。

ああ夏休みだなぁ、としみじみ思ったところだったのでタイムリーなお題です。

(自分が子供の頃は、夏休みの宿題に親がこんなに口出しすることはなかったように思います。ありきたりな言葉ですが、時代が変わったんでしょうね、きっと)

 

かくいう私も子供の頃は宿題ためマンだったので、8月下旬に涙目になりながら一気にやることが多かったです。国語ドリル、計算ドリル、アイデア貯金箱作り、防災ポスター、絵日記、そして、、、読書感想文!

 

夏休みの宿題で唯一苦しくもあり楽しくもありだったのが読書感想文でした。昔から文章を書くのはわりと好きだったのです。

 

中学生になると、夏休みの宿題の中でも読書感想文だけは「この日にやるぞ」とスケジュールを組んでいました(だいたい構想を練るのに2.5日、実際に書くのに1.5日。トータル4日程度)。

うまく文章がまとまらずに途中で筆が止まってしまっても、他の宿題もガッツリ溜め込んでいるのでスケジュールが押すことは許されません。

そこで私は覚えてしまったのです、「徹夜」という禁断の手を。

 

なんていうんでしょうね、だんだん夜が深くなって2時〜3時くらいになると、現実と空想の世界の境界線が曖昧になるというか、脳みそが宇宙空間に広がっていくというか、、、ドーパミンみたいな物質が出るんだと思います。楽しくなってくるんです。自分がどこの誰とかそういうのも忘れちゃって、ただ無心で。ひたすら集中して書いているうちに、だんだん夜が明けてきて、どうにか書き上がる頃には、窓から眺める空の色がどんどん抜けて白んでいって、なんだか自分の頭の中の色まで抜けてまっさらになっていくような爽快感があるんです。心の中のノイズが消えてしんと静まりかえって、虫や鳥の声だけが聞こえる状態。完全に夜が明けてしまって朝の光に包まれながらベッドに倒れこむあの恍惚感、それこそが私の夏休み。緊張のあとの弛緩。

 

水星期(8〜15歳ごろ)に覚えた勉強方法は大人になっても染みついてしまってなかなか変えられない、というような事を向先生が仰っていましたが、私も御多分に洩れず、困った時は徹夜マンに成り果ててしまいました。テスト勉強はもちろん一夜漬けです。

社会人になり小さな編集プロダクションに入ると、締め切り前は毎回徹夜。2日も3日も会社に泊まり込むのが常態化して、あれはよくなかったなぁと今になって反省しています。不規則な生活と睡眠不足はじわじわと心身を蝕むと、身をもって学びました。

 

そんなこんなで、夏休みは「いつもと違う」がちょっとだけ許されている期間だから、異界への扉を開けようと思えば開いてしまう季節でもあります。

たまの徹夜は楽しいけれど、あくまでも非日常感を楽しんで、普段のテスト勉強はコツコツ真面目にやりましょうね、学生諸君。(果たしてこのブログに学生の読者はいるのか?)

 

さ、明日も娘の読書感想文の続きをゆるゆると見守りたいと思います。

 

坂ナズナ

命術と卜術、使いこなすか弄ばれるか。

  • 2018.08.07 Tuesday
  • 00:57

 

こんばんは、坂ナズナです。

今回のテーマは「命術と卜術」。

どちらも日常生活では聞き慣れない、占いの専門用語です。

 

命術は、生年月日や出生地などの「不変データ」をもとに、生まれ持った性質や生き方のクセ、その人の人生の流れを占う占術。西洋占星術や四柱推命などがこれに当てはまります。

 

卜術(ぼくじゅつ)は、そのときどきに偶然現れる「象徴」をもとに、人の気持ちのような刻々と変化するものを占う占術。タロットカードやルーン、易などがこれに当てはまります。

 

どちらの方が優れているとか、どちらの方がよく当たるとかはありません。

占いたい内容によって、より適している占術を選んだり、恋愛傾向を命術で見て彼の気持ちはタロットで占う、と言ったように組み合わせて使いこなすことが可能です。

 

私は西洋占星術にパズルのようなイメージを持っています。

形が違う、等しい大きさのたくさんのピースで構成された1枚絵。断片だけでは決してその人の全体像が掴めない、すべてのピースが揃って初めて美しい絵が浮かび上がるような。

チャートを読む作業は、冷静で静かな集中力が問われます。

 

タロットカードは、水がどこまでも広がってゆくような「解放」のイメージです。

カードに描かれたモチーフを読んで言語化していくタロットカードは、豊かなインスピレーションが問われます。

タロットに関する書籍はたくさん出版されていますが、それらを沢山読んだからと言って腕が上がるわけではありません。大事なことは本には書いていないのです。

タロット占いをする時は、頭の中のふだんは使っていない蛇口を開いて使うような、ぎこちない快感のようなものがあります。

 

 

今回、「命術と卜術」というお題を聞いた時、私の頭の中で思い浮かんだのはこのカードです。

 

ペンタクル2

 

 

ペンタクルの2。2つのコインを器用に操る曲芸師。

一見とても楽しそうな雰囲気ですが、ジャグリングをしている彼は真剣な表情をしています。

決して遊んでいるわけではありません。

 

ペンタクルの2は、2つのものがぐるぐるしていることから、

「2つのものを両立する」「2つの選択肢で迷っていて選べない」

などの読み方をすることもできます。

 

命術と卜術、どちらのコインも落とさないように必死に、必死に。

勉強もどちらかに偏らないように、バランスに気をつけて。

このカードは、視野狭く2つのことに集中している自分を表しているかのようです。

 

ついつい目の前のことに気を取られがちですが、大きな視点を見失ってはいけません。

クライアントの相談や質問に対して、きちんと答えること。

 占いは、個々人の人生に向き合うためのツールです。

占いを弄んで楽しむだけの「占い好きさん」に陥らないよう、注意してゆきたいと思います。

 

それでは、明日の更新もお楽しみに。

 

坂ナズナ

できそこないの自分と向き合う

  • 2018.07.22 Sunday
  • 03:03

 

こんばんは。坂ナズナです。

今回のテーマは「私の水星」。

 

水星は、年齢域でいうと8〜15歳ごろにおもに開発される天体です。

その人の知性やコミュニケーション、学習方法などが表れます。

感情ベースで動く月の年齢域(0〜7歳ごろ)を過ぎると、私たちは学校や習いごとなどの初等教育の場で、自分の感情を切り離して知的にものを考えるという訓練をし始めます。

そして大人になると、太陽サインが示す「目的」を果たすための実行部隊として水星を使いこなしてゆくのです。

水星そのものは目的を持たないため、10天体の中でもクールで無機質な印象を持っています。

 

さて、私の水星はうお座です。

理性的に物を考えることやそれを具体的にわかりやすく相手に伝える水星は、「感情や気持ち」に沿って知性を働かせるうおサインではどうも上手くハマらないというか、居心地が悪いようです。

私は昔から好きなことは夢中でやるけれど、苦手なことはさっぱりダメで、気持ちがノッていないと全然頭に入らないムラっ気の強さに悩まされています。

 

また、子ども時代は授業中にノートの取り方がわからなくていつも苦悩していました。

先生の話に夢中で聞き入ってしまうとノートを取るのが間に合わないし、逆に黒板を書き写すことに必死になりすぎると書いた内容がさっぱり理解できなかったり…。

知的情報を整理するのはいまだに苦手で、占いの勉強ノートは占星術とタロットが混在していてどこに何が書いてあるかわからないし、パソコンのデータフォルダもいろんなものがごちゃごちゃしていてカテゴリ分けができません。

 

そんな私ですが、水星が自分自身を表す1ハウスにあるので、生きていく上で使わずにはいられないようです。

しかし1ハウス天体というのは無意識のうちに使っているらしく、自分では自覚できないというか、使いこなしている実感がないというか、、、一歩引いて冷静に見ることがすごく難しいです。

ただ一つ言えるのは、水星と太陽が1ハウスでコンジャンクションしているから「自分がやりたいと思うことに知性を働かせる」。本人のやる気がないことは、どうやってもできないわけですね。(という言い訳…)

 

私は思考をきちんと整理して言語化するのが本当に苦手です。

人との会話も、テンポよくポンポンとキャッチボールすることができません。

ディベートでも喧嘩でも、言いたいことや考えが言葉にならずモワモワとした状態のままぐるぐる頭の中でうず巻いていて、いつももどかしい気持ちでいっぱいになります。

20代の頃は、まとまらない考えをまとめるためにいったんブログに書いて整理したりしていました。

 

最初に社会というものに関わる水星期に、勉強も運動も給食が食べ終わるのも絵画も工作もとにかく何でもビリだったから、「できそこない」「人より劣っている」というセルフイメージが強く、いまだ拭い去ることができません。

 

自分の水星を褒めなくちゃいけないとしたら、落ち込んでいる人や傷ついている人によけいなことを言わない(というか言葉が思いつかないから言えない)事ぐらいでしょうか。

 

自分の月や金星のことだったら良い面も悪い面もあれこれ語れるのに、水星のなんと難しいこと……。

 

今ちょうど「自分の言葉」というものに自信を失っていて、熱を出してうなされている我が子の手を握りながら、あれこれ悶々と考えています。

課題はちっとも捗らないのですが、熱っぽい小さな手は無条件に私を求めてくれるので、看病しているようで私もエネルギーをもらっています。

知性に疲れたら感情に戻って、感情が満たされたらまた知性の探求をしよう。行きつ戻りつ、また頑張れますように。

 

坂ナズナ

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