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- 2019.04.10 Wednesday
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みなさま、こんにちは。
松宮有希です。
慌ただしく過ごしてしまうことの多い日常ですが、そんな時も暖かい飲み物と甘いものが少しあると幸せだなって思います。
みなさまのティータイムのお供はどんなものがお好きですか?
勉強の合間に疲れるとハイカカオチョコレートをいただくことも多いのですが、そのほろ苦さに「美味しい」を通り越して体の為に食べているような気もしてきます。
今回のテーマは「あなたと甘味」
今日はせっかくですので大好きなフランス菓子の事を書いてみたいと思います。
日本の和菓子が四季折々の物があるのと同じで、フランス菓子も季節に合わせたものがあります。
例えば、1月になると日本のお菓子屋さんでも良く見かけるガレット・デ・ロワ。これは、中にフェーブ(陶製の小さな人形)を入れて焼き上げます。家族や友人達が集まっている中だいたい年長者が切り分けます。隠されていたフェーブが当たった人は、その日一日王様や王女様になれるのです。1月6日の公現祭にいただくのが正式なのですが、今年はぴったりその日に作りました。
我が家では、今年はフェーブが子供に当たりました。もう子供というには大きいのですが、まさかの王冠迄かぶってくれる喜びようでした。いくつになっても「当たり」は嬉しいものなんですね。作り甲斐があったというものです。
イースターの頃にはパスカルダニョー。羊の形をした焼き菓子です。
家族はもちろん、どなたに差し上げても喜ばれるお菓子なので、作る時にも気合が入ります。今年は型をもう一つ買い足したので一気に二つ焼きあげられます。
私にはいつか孫に送ってあげたいという夢があって、その為に型を買い足したようなものですね。子供たちは結婚もしていないので気が早いにもほどがありますが、ささやかな夢なのです。
絶賛お引越し作業中の今、中途半端に残ったフルーツのラム酒漬けが出てきました。レシピブックもお菓子の型もどこかの段ボールの中です。それでも午後のお茶のお供になりそうなお菓子のレシピが頭の中にぼんやりと浮かんできたので、クッキーの缶にクッキングペーパーを敷いてフルーツケーキを焼いてみました。やる気って大事ですね、なんとか形になりました。午後のお茶のお供にいたしましょう。
甘味には思い出もつきものです。そのお菓子をいただく情景も毎年少しずつ変化があります。二人の子供たちが独立した今、家族の人数も減り夫婦二人の生活になりました。
静かな日々となりましたが、丁寧にお菓子作りは続けていきたいです。タロットカードのペンタクルをコツコツ積み上げていくように、占いもお菓子も腕を上げていきたいと思っています。