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    本物をみる

    • 2019.03.07 Thursday
    • 08:18

    みなさま、こんにちは。

    松宮有希です。

     

    毎日忙しいですよね。そんな中リラックスできる趣味の時間、みなさまお持ちですか?

    何か楽しめるものを持っていると日常が潤います。

    今回のテーマは「えいようのあるおはなし」

     

    学生時代、お世話になった先生に「本物を見るように」と言われた事が心にずっと残っています。時間のある学生のうちに本物を見に行きなさい、という事でした。

    もともとコンサートや美術館に行く事が好きだったのですが、その先生の言葉を聞いてから展覧会にはまめに足を運ぶようになりました。

    家族も絵は好きで美術館通いは続き、盛り上がってパリのルーブル美術館やオルセー美術館まで足を運び堪能しました。そこで洋画はいったん区切りがつき、それ以降は日本画の方に気持ちは傾いていきました。

     

    日本画と言えば、伊藤若冲人気は物凄いですよね。私も大好きです。若冲は、食い入るように見つめてしまう程の緻密な描写からポップなタッチまで幅広く、見ている私たちを楽しませてくれます。

     

    若冲人気の陰にはコレクターのジョー・プライスさんがいます。

    ニューヨークのセントラルパーク近くの古美術商で名前も知られていなかった若冲の「葡萄図」を購入したのがきっかけでコレクションを始めた方です。当時周囲にはその趣味を理解してくれる人も少なかったことでしょう。奥様は悦子さんという日本人女性。日本にはとてもご縁のある方のようですね。悦子さんは通訳だけでなく日本美術もしっかりと学ばれた方なので、コレクションを進めていく時の力強いサポート役だったようです。

     

    プライスさんご夫妻がご尽力くださったおかげで、今私たちはあれだけまとまった若冲コレクションを展覧会で見ることが出来るのです。とてもありがたいことですね。

    また、若冲とプライスさんには共通点も幾つかあり、リンクしていると感じている人は私だけではないと思います。プライスさんは私の尊敬する人でもあります。

     

    学生時代に「本物を見るように」と教えて下さった時の先生の年齢を超えた私が今度はみなさまに向けて、「是非本物を見に行ってくださいね。」

    旅行でも、コンサートでもお好きなところへ。形に残らなくても心に残ったものは、人生を豊かにしてくれる「えいよう」になるのです。

     

     

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