占いは幸せになるための手段で、目的ではない。

  • 2019.01.05 Saturday
  • 00:00

 

あけましておめでとうございます。

坂ナズナ、新年最初の更新でございます。

今年もぼやっとしてないで地道に精進しなさいよ、と自分のお尻を叩きつつ参ります。みなさま何卒よろしくお願いいたします。

 

今回のテーマは「私の占い歴」。

その前に、せっかくなので少しお正月の話を。

 

私の生まれ育った家は、年末年始になると毎年たくさんの親戚や近所の人が集まってくる、田舎のとてもにぎやかな家でした。

年の瀬〜お正月の三が日ぐらいまで、お寿司やおせち料理、豪華なオードブルなどのおもてなし料理が連日のようにテーブルに並び、子どもにとっては毎日がパーティー。野菜嫌いの私はお寿司におもちに肉に揚げ物と好きなものだけを食べ続け、その結果、三が日の半ばの晩あたりに凄まじい気持ち悪さでのたうちまわることになるのでした。そうです、胃もたれです。

そりゃそうなるでしょーと今なら思えるけれど、小学生の自分にとってこの内臓の奥から湧き上がるような不快感は衝撃でした。

吐くに吐けずトイレの床にしゃがみこんで便器の中の水を力なく見つめ、母に呆れられながら背中をさすってもらうあの情けなさ。気持ち悪くて夜中まで眠れないという地獄。

「好きなものだけ食べて生きていくことはできない」という現実を思い知った小学生の冬休みでした(なんだかちびまる子ちゃんみたい……)。

 

大人になった今、年末年始は県をまたいで自分の実家と配偶者の実家を行き来する、わりと慌ただしい時期になりました。

実家ではありがたい事にとても歓迎され厚遇してもらえるのですが、胃腸と相談しつつごちそうを少しずつバランス良くいただくよう心がけています。トシと共に美味しいと感じる食べ物も移り変わり、箸休めのセロリの和え物がやたら進みます。

そして、ごちそうにはしゃいで好きなものだけをがっつく我が子を複雑な思いで見つめるのが年中行事となりました。自分と同じ轍は踏んでほしくない、そんな気持ちから「野菜もちゃんと食べなさい」などとつい口出してしまいます。好きなものを食べすぎるのは毒だと、いつかこの子たちも自分で学ぶときが来るのだろうけど。

 

 

本題から脱線しましたが、私が最初に占いに触れたのはコミック誌や雑誌の巻末の12星座占いです。おそらく。

小学校高学年になると、ananやCLEAの占い特集号を買ってきて姉と一緒に読んだりしていました。12星座占い以外にもさまざまな占術があることを知り、ワクワクしながらページを繰っていた楽しい思い出。

 

その占い特集の中にアセンダント占いがあったのですが、出生時間が必要ということで自分の出生時間を母に尋ねたところ、「たしか夜中の1時台ぐらいだったかしら〜」と不確かな時間を言われ、その通りに調べてみたらアセンダントやぎ座だったのです。

アセンダントやぎ座か〜と該当ページを読んでみたら、どこもかしこも全く当たっていなくてウソでしょ?!驚愕。それもそのはず、母子手帳を確認したら私の出生時間は朝の5時すぎ。正しいアセンダントはうお座だったのでした。

なんだまたうお座か〜(太陽もうおなので)と思いつつ、ページに書かれている内容に「やっぱりこれが私だわ〜」と頷いたのを覚えています。

みなさん、お母さんの記憶を当てにしてはいけませんよ!! 出生時間はきちんと母子手帳を確認しましょう(笑)

 

さて、小学生の時分から雑誌の占い特集を楽しみ、中学生でタロットカードに出会い、ケータイの有料占いサイトは8年間同じものを使い続けた私(コンテンツが豊富で、わりとよく当たるサイトでした)。占いサイトは毎日何度もアクセスして、かなり依存していた時期もありました。彼氏と安定して付き合い出したらパタッと見なくなりました。我ながらゲンキンですが、そんなものです。

今だから思うのは、「占いはほどよく非日常ぐらいの距離感がちょうどいい」。

 

占いに頼りっきりになってはダメです。自分の頭で考えることを放棄してはダメです。

占いは手段であって目的ではない。人生を切り開くのは、占いではなくあなたの両の手です。

 

いろんな占いが好きで「西洋占星術ではこう言われた、タロットではこう言われた、手相ではこう言われた、霊視ではこう言われた。それで私の運命ってどうなの?」とぐるぐるめぐり続けている方に、ときどき出会うことがあります。

 

占いは楽しいしワクワクするし悩んでいるときにはとっても心強い味方だけど、毎日毎日べったりになってしまっては幸せどころか逆に気持ちを不安定にさせるものになってしまう。胃もたれするのと同じです。

占いと同じくらい、いやそれ以上に、普段の日常生活が大切です。自分で自分のバランスが狂ってるな、偏っていて治したいなというときに客観的に見るためのツールとしてうまく付き合っていったり、あるいはジェットコースターと同じように完全な娯楽として楽しんだり。適度な距離感で付き合っていかれることをおすすめします(この適度な距離感も、人によりけりではありますが…)。

 

今こうして占いの勉強をするようになり、占い師は技術職であるということを痛感しています。

お客様にとって「ときどき頼りになる人」を目指して、残り短い水トナの時間を、もたれても胸焼けしても占い漬けにしていこうぞと思いを新たにする2019年初春であります。

 

 

本日は坂ナズナがお届けしました。

明日の更新もお楽しみに。

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